あそびこそまなび幼児教室

知ってるをもっと知ってるに。

2022.01.18

さといも園の「あそびこそまなび幼児教室」は、その名のとおり、あそびをベースに個々の学びへとつなげます。

大体の流れはありますが、興味関心や、ちょっとした反応や行動を見逃さずにその子の認識を「あそび」でさらに広げていきます。

今日はそんな一時をご紹介。
いつも通り身体を動かす「サーキット」がひと段落しはじめると、自ら本棚から子ども図鑑を出してきました。
心地の良いところで本を広げ、牛乳パックをさっと指差して次のページへ。

乗り物の所になると、

「これは何?」と指差しで聞いてくれます。
同じように指を差して 

「これ? これはパトカー。」

そんなやりとりを何度か繰り返し、ページを何度かめくります。

すると、乗り物以外のページで必ず牛乳パックを指差しします。

ん?絵で書かれているけれど認識している様子。
これは知っているのかな?とおもい、保管していた本物の牛乳パックをゴソゴソ出してみました。

すぐに絵本の絵をもう一度見せて、指をさして、

「これも、これも牛乳パックだよ」
「同じだね。 知ってるのね?」

と伝えます。 
図鑑の絵をじっとみて、牛乳パックを両手で握ってじっとみています。
すぐに、パックを2つ持って、注ぎ口を合わせ、2個目のパックに注ぐ仕草。
コップを渡すと、コップを持って、注ぐあそび。

その後は大量にいただいた牛乳パックを立てて倒したり。

またいで歩いたり、30分近く集中してあそびました。

おままごとにもずっとあった木の牛乳パックのおもちゃも見せて、同じものと認識した様子。

言葉も促すために、「ぎゅうにゅう、ぎゅうにゅう」と言いながら遊んでいると
「ぎゅ」という声が聞こえました。

あそびの中で物の名前を知らず知らず覚えている子どもたち。
興味のあるものであそびはじめたらチャンス。 何気なく繰り返すと良いですよ。


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この記事を書いた人

ふなちゃん
あそびとアートのスペシャリスト。子どもたちを大きな愛と肯定的なかかわりで包み込む。時間さえあれば絵をかいたり、はだしで畑をかけまわったりしている。すべてはあそび!『大人もこどももみんな一緒にあそぼうよ!』
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