あかりカフェ会で「絵本の選び方」をお話させていただきました。
今回は3組のご参加です。ありがとうございます!
絵本のおはなしは、それぞれの親子に合わせていっしょに考えていきたい内容なので、おしゃべりをしながら進めるスタイルでお話しました。
ちょっとだけ今日のお話のポイントをお伝えしますね。
1.子どもの発達と絵本
子どもが絵本とどのようにかかわっていくのか、発達のステップでいっしょに考えていきました。
【~1・2才】《繰り返しの対話パターン》言葉の数がすごく増える時期。「これ何?」攻撃に何度でもつきあってあげてくださいね。
【2~3才】《身体で物語に入り込む》じっと座ってなんて聞いてられないよ!だって全身で物語に入り込みたいから!!※絵本に合わせたモノや人形で遊ぶといいですよ。
【3才~】《物語を心で感じる》自分で本を読んでみたくなります。物語の世界を親子で楽しみましょう。自分で読めるからといっても、ママの声で読んであげることも大切です。
2.絵本選びのポイント
- 「子どもみくびり」をしない
「子どもに教えよう」「子どもだからわからないだろう」という意思を感じてしまう本は選ばないようにしましょう。
- 「帯」は見ないで選ぶ
本屋さんで平積みにされて豪華な帯がついている本だけではなく、棚にひっそりとしまわれている本に素敵な出会いがあります。
- ふと手に取った「出会い」を楽しむ
みなさんが選ぶ「好きなもの」「好きなこと」には明確な理由がないことが多いですよね。「なんとなく手に取った」という出会いを楽しみましょう。
3.こうちゃん流絵本の選び方
❶1か月に1~2冊は子どもの本を買おう。と決めておきましょう。
❷子どもが手に取った本を(大人の判断を入れずに)買ってみる。
「うちの子には早いかな?」「やさしすぎるかな?」という判断をしないようにしてみましょう。
❸最近の子どもの興味に合わせて探してみる。
たとえば…
*「積み木あそびに興味が出てきた」→『パパ、お月さまとって!』(偕成社)
いっぱい積み木を積んでいったらお月さままでとどくかな?
* 「最近歩くのを楽しんでいるみたい」→『おさるのおいかけっこ』(講談社)
同じ顔の「おさる」がおいかけっこをするお話です。
これは一例ですが、ぜひテーマを決めて図書館や本屋さんに行ってみてください。
(あえてパパに読み聞かせてもらうと楽しそうな絵本を選んでみました。)
4.読み聞かせのポイント
- 読み聞かせの雰囲気づくり
- 絵本のめくり方
- 絵本の読み方
などをおはなししました。